YUMESchool尼崎校では週に1回、近くの公園を利用して児童生徒で体を動かしています。
先日、新たにサッカーボール、フリスビーを購入したので遊びの幅は少し増えました。
今後もダブルダッチ用の縄跳びも導入する予定です。
他にも外遊びで使えそうな道具はたくさん販売されており、筆者もショッピングに行ったときに外遊びに使えるものはないかを探しています。
一方で児童生徒たちは目の前にある道具しかない場合、それを駆使して遊ぶ方法を考えます。
例えばサッカーボールがあった場合、サッカーしかしないのではなくて、キックベースボールをしたり、サッカーボールを使ってドッジボールをしても、バレーボールをしてもいいわけです。
とある私立小学校入試では、6歳の子に縄を1本渡して「これを使って遊んでください」という試験を行なっていました。
縄1つあれば、縄跳びもできれば、長さによっては大繩もできますし、電車ごっこもできます。
遊び道具が目の前にあって決まった遊び方をするだけでなく、他にどのような方法で道具が使えるかと考えるのは非常に大切です。
サッカーボール=サッカーをする道具という考え方はよくありません。
他の例でいうと「新聞紙がほしい!」という方がいたとします。
それを聞いてあなたはどう解釈をしますか??
単に「新聞が読みたいから新聞がほしいってって言ってるんだな」と考える方もいるでしょう。
しかし他方では、水や油を吸い取るために新聞紙を求めているかもしれないし、段ボールに詰めた商品を送る際の隙間埋めに新聞紙を使おうとしているかもしれません。
道具1つの決められた使い方をする人間を育てるのではなく、1つの道具でさまざまな使い方ができる人間に育成できれば、将来幅広い視野がもてると思います。
児童生徒にとって「遊び」は自立・自律を促進するために大切な活動ですので、今後もさまざまな形で外遊びを続けていきたいです。